
仮想環境に入る…
なんかハッカーぽくてドキドキしますね(そういうのじゃないです)
ということで、やってみました。
今回はPythonの仮想環境の作り方と、そこから既存のPyrhonファイルを実行する方法を書きます。
初心者目線で丁寧に書きましたのでぜひ挑戦してみてください。
仮想環境の作り方
①コマンドプロンプトを開く
windowsキー+Rで 検索窓にcmdと入力
②仮想環境を作りたい場所にファルダを作成
エクスプローラで作りたい場所にフォルダを作成
ここでは以下のように”kasou”というフォルダをドキュメント下に作成することにします。
C:\Users\ユーザー名\Documents\kasou
③コマンドプロンプトで仮想環境を作りたい場所に移動
コマンドプロンプトに cd と入力した後、先ほどのパスをコピペしてエンター
cd C:\Users\ユーザー名\Documents\kasou
④仮想環境を作成
コマンドプロンプトに
python -m venv ○○○ と入力してエンター ※○○○は好きな名前を入力
今回は kasou1 とします。
C:\Users\ユーザー名\Documents\kasou>python -m venv kasou1
これで仮想環境作成完了です!
指定したフォルダ内にこのようなファイル↓が自動的に作られてると思います。
仮想環境に入る方法
①仮想環境フォル内ののScpiptsフォルダがある場所へ移動
cd C:\Users\ユーザー名\Documents\kasou1\Scripts
②仮想環境に入る
Scriptsフォルダに移動した状態なのでそれに続き
activate.bat と入力してエンター。
C:\Users\ユーザー名\Documents\kasou1\Scripts>activate.bat
これで仮想環境に入った状態です!
※activate.batファイルをコマンドプロンプトに直接ドラッグしてもOK。
仮想環境から出る方法
①仮想環境に入る時と同じようにScriptsフォルダへ移動
cd C:\Users\ユーザー名\Documents\kasou1\Scripts
②仮想環境から出る
Scriptsフォルダに移動した状態なのでそれに続き
deactivate.bat と入力してエンター
C:\Users\ユーザー名\Documents\kasou1\Scripts>deactivate.bat
これで仮想環境から出られます。
仮想環境からPythonファイルの実行
①実行したいPyhonファイルのある場所へ移動
今回はドキュメントフォルダ下にあるとして
コマンドプロンプトにパスを入力してエンター
cd C:\Users\ユーザー名\Documents
②Pythonファイルの実行
「python (半角スペース)ファイル名」を入力
今回は test_file.py というファイル名にしたのでこうなります↓
C:\Users\ユーザー名\Documents>python test_file.py
これで仮想環境から test_file.py を実行でき、結果がコマンドプロンプトに表示されます。
以上で仮想環境の基本操作はOKです!
慣れてしまえばなんてことはないんですが、コマンドプロンプトに馴染みがないとちょっとややこしいですね。